2018-12-06

2018/10/27ギーター第2章勉強会㉗

ナマステー。
千葉市中央区のヨガ教室 ギーターヨーガ主宰ヤムナーです^^

渡印していたので、勉強会のブログの更新が遅くなってしまいましたが、もう1度次回の勉強会の前に振り返ってみて下さい。

10/27の勉強会では、第2章32、33番目の詩を読み進めていきました。

यदृच्छया 3/1 च 0 उपपन्नम् 1/1 स्वर्गद्वारम् 1/1 अपावृतम् 1/1 ।
सुखिनः 1/3 क्षत्रियाः 1/3 पार्थ 8/1 लभन्ते III/3 युद्धम् 2/1 ईदृशम् 2/1 ॥२.३२॥


プルターの息子よ。開いている天国の門が思いがけなくやって来た。
幸運なクシャットリヤ達だけが、この種の戦争を得ます。[32]

クリシュナはアルジュナに天国の門が彼に開かれていると言いました。

自分の義務を行い死ぬ人は天国へ行くと言われています。それが聖典によって約束されるカルマ・パラです。

この種の戦争は普通の人によっては得られない、とても幸運な人によってのみ得られると、この詩の中でアルジュナに言いました。(सुखिनः क्षत्रियाः लभन्ते・スキナハ クシャットリヤーハ ラバンテー)

これはドゥルヨーダナの軍隊のクシャットリヤ達が不運であったことを意味するのでしょうか?

ビーシュマとドローナを含むドゥルヨーダナの全軍隊も戦おうとしていたことは確かですが、強奪者をサポートし混乱していました。

ドゥルヨーダナに恩をきせられていたのでそこに居たのでした。

アルジュナの様に清らかな心で戦う事が出来ませんでした。

彼らは兵士で、自身の戦う理由があり、それが彼らの義務だとさえ言ったかもしれませんし、それが真実であったかもしれません。

けれども彼らにとって内側の混乱は避けられないものでした。

彼らもまた、スヴァダルマをしていたのですが、リーダーが強奪者であったので、同時にそれは完全なダルミャではありませんでした。

アルジュナに教え始めた時のクリシュナの本来の発言は、アショーチャーン アンヴァショーチャーハ トヴァム(第2章11節)でした。

クリシュナは、その事実を証明し、アルジュナは訳もなく悩んでいて、その悲しみに本当の基盤などないのだと言いました。

これがクリシュナの議論でした。

彼は先ずそれを絶対的に扱い、それから純粋に自分自身の義務、スヴァダルマに基づいた様々なシンプルで相対的な観点から扱いました。

アルジュナの混乱をダルマ・シャーストラの観点から見ると、自身の義務を行う事はカルマパラを作り出すと言う事が分かります。

アルジュナにとって戦争、ユッダは彼の義務と一致していました。

戦争自体が彼に開かれた天国の門のようなもので、天国に行くことは相対的な結果でした。

अथ 0 चेत् 0 त्वम् 1/1 इमम् 2/1 धर्म्यम् 2/1 सङ्ग्रामम् 2/1 न 0 करिष्यसि II/1 ।

ततः 0 स्वधर्मम् 2/1 कीर्तिम् 2/1 च 0 हित्वा 0 पापम् 2/1 अवाप्स्यसि II/1 ॥२.३३॥

けれども、もしあなたがダルマに沿ったこの戦争に従事する事を拒むのなら、あなた自身の義務や名誉を失いパーパを負うでしょう。[33]

ダルマと調和しているこの戦争を引き受けないなら、彼自身のダルマを滅ぼすであろうとクリシュナは言いました。

アルジュナが為されるべき事を滅ぼすと言う事は、単純にそれをしないという事を意味しています。

今まで得てきた名誉や名声、キールティも砕かれてしまい、パーパ(罪)だけを負うでしょう。

以前アルジュナは、この戦争によって自分は罪を負うと言いましたが、今クリシュナは、戦わない事で義務の放棄を犯すという意味で、アルジュナは罪を負うであろうと言っています。

戦わない事自体は罪を招きませんが、義務から逃げ出す事は罪を招くカルマ(行い)でした。

以前アルジュナは、ハンターの姿で現れた神、マハーデーヴァ、シヴァ神と渡り合ったので名声を得ていました。

クリシュナは言います。

कीर्तिम्  च  हित्वा  पापम् अवाप्स्यसि  キールティム チャ ヒットヴァー パーパム アヴァープシャシ あなたは罪を負うだけでなく名声も失うでしょう。」

為されるべき事をしないなら、直接的には結果を作り出しませんが、しかし結果はあります。

部屋を片付けなければ2日以内にその結果を見る事ができます。

部屋は雑然となります。

これは宇宙創造の中にある自然なエントロピー(純粋なものが不純になる)です。

何かを行わない事はドリシュタパラを引き起こすことが出来ます。


戦場から逃げ出す事は行いです。

アルジュナの立場において撤退するという行い、つまり義務を放棄して、義務ではない何かをする事は明らかにアドリシュタパラを引き起こします。

アルジュナがこのパーパを避けられないということは、クリシュナによって言われた、ダルマに基づくもう1つの議論で、同時にアルジュナは名声も失うであろうとクリシュナが言いました。

次回の勉強会は12月8日(土)11:20~12:50、34番目の詩から読み進めていきます。

最後までありがとうございました。

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