2019/1/19ギーター第2章勉強会㉛
ナマステー。
千葉市中央区のヨガ教室 ギーターヨーガ主宰ヤムナーです^^
1/19の勉強会は、引き続き第2章39番目の詩を読み進めていきました。
今シャンカラ先生が解説しているところは、私達が言葉にして理解するべきポイントなので、それぞれが自分の言葉で話せるように、前回はディスカッションを多めに読み進めていきました。
एषा 1/1 ते 4/1 अभिहिता 1/1 साङ्ख्ये 7/1 बुद्धिः 1/1 योगे 7/1 तु 0 इमम् 2/1 शृणु II/1।
बुद्ध्या 3/1 युक्तः 1/1 यया 3/1 पार्थ 8/1 कर्मबन्धम् 2/1 प्रहास्यसि II/1 ॥२.३९॥
自分とは何かの知識が話されてきました。プルターの息子よ!今ヨーガの知識も聞きなさい。
それをあなたが授かる事で、あなたは行いの束縛を取り除くでしょう。[39]
ここでカルマヨーガとは、ダルマ・アダルマを意味します。
それはプンニャとパーパを意味し、良い行いと悪い行いであり、それが個人を束縛します。
ですからそれは、カルマ・バンダ(カルマの束縛)と呼ばれます。
知識は無知だけを滅ぼすものにも関わらず、どの様にカルマが滅ぼされるのでしょうか?
それは無知の破壊と共に、「私は行いをする人という観念」が破壊され、全てのカルマを破壊するのです。
そしてシャンカラは言います。
あなたはイーシュワラの慈悲によって清められた考え(穏やかな考え)や、教え、先生を得ていることに気付きます。
これら全てがあって、あなたは知識を得ます。
さらに、
「このカルマヨーガを授かり、イーシュワラへの慈悲で知識を得る事により、あなたはカルマの束縛から抜け出せるでしょう。」と。
カルマヨーガを通じて束縛から自由になると言っているのは、モークシャの間接的な手段であるカルマヨーガを讃える為です。
知識を得る為には「私はブランマンである」ということを理解すべきで、他の方法はありません。
モークシャの為の道はたった1つ、知識、ニャーナだけです。
そして2つのライフスタイルがあります。
カルマヨーギーの人生を生きるカルマヨーガと、引退した人生を生きるサンニャーサです。
私達はこの教えに辿り着くまでに、どの人も人生において、沢山の障害に会い、沢山の痛みを経験してきました。
それが、私達がこの教えに辿り着いた理由で、障害は続きます。
ですからこの勉強においてもイーシュワラの慈悲が必要です。
人は祈り深くなければなりません。
更にモークシャがゴールであれば、私達は適切に準備の出来た考えを必要とします。
その為に、バガヴァーンの慈悲が必要です。
知識を得る為に全てが準備できる様、イーシュワラの慈悲を切願します。
これがサムサーラ、束縛を取り除く唯一の方法です。
次回の勉強会は2月2日(土)11:20~11:50です。
40番目の詩を読み進めていきましょう。
最後までありがとうございました!