千葉県立 青葉の森公園近くの小さなヨガ教室

ギーターヨーガ

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シヴァナンダヨガ 其の③「2.適切な呼吸」

ナマステー。

ギーターヨーガ主宰ヤムナーです。

今日はシヴァナンダヨガのコンセプトについて。

【śivānanda yoga5原則】

1.適切な運動➔アーサナ

2.適切な呼吸➔プラーナーヤーマ

3.適切な休息➔シャヴァーサナ

4.適切な食事➔サットヴァな食べ物、菜食

5.正しい思考と瞑想➔ヴェーダーンタと瞑想

今日は「2.適切な呼吸」についてです

ヨーガの呼吸はプラーナーヤーマと言い、プラーナ(生命エネルギー)を統制する技法です。

プラーナーヤーマは、「吸う」「保息」「吐く」の3つ段階があります。

吸う息でプラーナ(生命エネルギー)を身体の組織に送り細胞活性します。

息を保持すること(クンバカ)で熱が起こりエネルギーを全身に行き渡らせます。

息を吐くことで汚れた空気と毒素を排出します。

 

この3つのプロセスで、体内の器官や内臓、精神にまで大きな変化が起こります。

又鼻呼吸で、鼻から息を吸い入れる時に空気は温められ、ろ過されます。

ヨーガの観点から言うと、鼻呼吸の最も重要な理由はプラーナで、鼻からの吸気により大気中のプラーナを多く取り入れることが出来ます。

鼻の奥にある嗅覚器を通過し、プラーナは脳と中枢神経に到達します。

ヨーガの呼吸はプラーナをコントロールし、更に思考をコントロールすることを教えています。

呼吸を正常にすることにより、酸素やプラーナを取り入れるだけでなく集中と瞑想の為の準備をしているのです。

現代人は呼吸をする時、肋骨をほとんど広げることなく浅い呼吸で、肺の許容範囲のわずかな部分しか使っていません。

この呼吸では肩がすくみ、首やら背中上部に緊張があり、酸素が十分に供給されません。

深い腹式呼吸は、肺の一番底の部分にも空気を取り入れる為最も適していて、横隔膜を正しく使った深くゆっくりとした呼吸です。

更にこの呼吸を発展させた完全呼吸法では、腹、胸、鎖骨の呼吸にまつわる3つの筋肉を使います。

肺の全容量を使い切ることが可能になり、体内細胞の酸素吸収量が増大します。

クラスではこの横隔膜を正しく使う完全呼吸法をマスターしてきます。

アーサナ(ポーズ)中、常にゆっくりと深く呼吸を繰り返すことも重要ですが、

日常生活で、横隔膜を正しく使う深い呼吸が出来るように練習していきましょう。

ぜひ、クラスにご参加下さいませ!

シヴァナンダヨガで行う浄化法と呼吸法についてもいずれお伝えしていきますね。

次回は、3.適切な休息についてです。

最後までありがとうございました。