2019-05-20

2019/5/18ギーター第2章勉強会㊴

5/18の勉強会では、引き続き第2章45番目の詩を読み進めていきました。

त्रैगुण्यविषयाः 1/3 वेदाः 1/3 निस्त्रैगुण्यः 1/1 भव II/1 अर्जुन 8/1 ।

निर्द्वन्द्वः 1/1 नित्यसत्त्वस्थः 1/1 निर्योगक्षेमः 1/1 आत्मवान् 1/1 ॥२.४५॥

アルジュナよ、ヴェーダの主題は3つの質に関連するものです。

この3つのグナから自由な人、対極の組み合わせからなる世界から自由な人、

変わる事無くサットヴァグナに留まる人、得る事、それを維持する事の心配から自由な人、

自分自身を自由にすることが出来る人、そういった人でありなさい[2/45]

真実を見ていないのであれば、私達はサムサーラの中にいます。

「サムサーラの中で、もっと良い場所を見つける為に、ヴェーダを探求したりしない様に。

少しは見極めなさい。

あなたはヴェーダから成長しなければなりません。

あなたは未だにどうにかしてサムサーラを続けようとしています。

それは無意味です。

ですから、サムサーラのない人になりますように。ニストライグンニョー バヴァ。

この詩でクリシュナは、まるでこんな風にアルジュナに言っているようです。

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サットヴァグナに留まるそのさまを、サットヴァスタと言います。

サットヴァが優勢になった時、平静さと、見極めと、探求と、知識があります。

一方でラジョーグナは興奮や、大望、etcのようなものがあります。

ですからいつも知識だけに、あなたが専心しますように。

ニッテャサットヴァスタハ バヴァ

そして、あなた自身がニストライグンニャ(3つのグナから自由)であることを発見しますように。

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シャンカラ先生は「ドヴァンドヴァ」と「ニル・ドヴァンドヴァ」の言葉について解説します。

トヴァンドヴァ=対極のもの。

ニル・ドヴァンドヴァ=対極のもから自由な人

つまりスカ(心地よいこと)やドゥッカ(辛さや痛み)の原因から自由な人です。

どの様にスカとドゥッカの原因から自由であり得るのか?

それは、何かがある事や無い事に依存してはいない事です。

例えば、寒い季節、暑い季節では、毎日が億劫だと嘆く人がいます。

その様な人にとっての幸せは、それがないか、あるいは在る事に頼っています。

他の対極の組み合わせは、勝ちと負けです。

そこに幸せを見出す人にとっては、スカやドゥッカの原因になります。

敗北にドゥッカ・痛みがあり、勝利にスカ・高揚があります。

「仮に私が痛い思いをしたくないにしても、なぜ舞い上がってはいけないのでしょう?」と聞くのなら、

気分が高揚するなら、明らかに痛みもまたあるからです。

私達の気分、感情含めこの世に現れるものは、季節の様に移り変わります。

ずっと同じ状況は続きません。

ですからニルドヴァンドヴァ バヴァ。

どうかあなたが、避ける事が出来ない、対極のものに影響されませんように。

私たちは都合の悪い状況を変える事に、一生懸命に取り組む必要はありません。

対極のものに関しては、ある種の冷静さや、心構えを保ち続ける事で、それらをそのままにさせておくことが出来ますから。

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人の問題は、ヨーガ(得ること)・クシェーマ(それを維持すること)に関係しています。

頭の髪の毛からはじまり、心配という問題を引き起こす、私達が失う沢山のものがあり、それら全てはヨーガとクシェーマです。

ですからクリシュナはアルジュナに言いました。

ニルヨーガ・クシェーマハ バヴァ。どうかヨーガとクシェーマの為に心配や悩みを持たない人でありますように。」

ヨーガやクシェーマをしないようにと、クリシュナは言ったのではありません。

「ヨーガとクシェーマから生まれる心配がありませんように」と彼は言いました。

「あなたが自由でありますように。」と言い換えてもいいでしょう。

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更にクリシュナは、アートマヴァーンと言います。

あなたが気まぐれな妄想に巻き込まれませんように。

考えと感覚器官にあなたが引っ張られず、あなたが考えと感覚器官を制御しますように。

無関心や、自動的に起こる考えから自由でありますように。

言い換えるなら注意深くありますように。

あなたが自分自身のマスターでありますように。

これがアートマヴァーンの意味です。

来月、6月8日(土)11:20~12:50は46番目の詩を深めていきます。

最後までありがとうございました。

千葉市中央区ヨガ教室ギーターヨーガ ヤムナー

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