千葉県立 青葉の森公園近くの小さなヨガ教室

ギーターヨーガ

ヨガ 勉強会  個人レッスン・出張ヨガ 私について ブログ アクセス スケジュール・予約 お問い合わせ

【ギーター】第3章09番目の詩②

2021/04/12

यज्ञार्थात्कर्मणोऽन्यत्र लोकोऽयं कर्मबन्धनः ।

तदर्थं कर्म कौन्तेय मुक्तसङ्गः समाचर ॥३.९॥

yajñārthātkarmaṇo'nyatra loko'yaṃ karmabandhanaḥ |

tadarthaṃ karma kaunteya muktasaṅgaḥ samācara ||3.9||

ヤッニャ目的の行い以外、その人はカルマによって束縛されます

カウンテーヤ、執着から離れ、その目的で行いをしなさい[9]

-

火の儀式[ホーマ होमः homaḥ]において祭壇は火であり、火は、運ぶという役割があります。

こちら[ストゥーラ]な世界から、あちら[スークシュマ]の世界へと運ぶ役割です。

捧げる人[ヤジャマー]が、奉納物を火の中に供物の受けとる側[デーヴァター]に捧げます。

デーヴァターに何かを捧げる時、お返しを期待する様な相互作用はありません。

「供物はデーヴァターのもので、自分のものではない」と、マントラを使い述べます。

全てはヤッニャとして見なされるのです。

私が吐く息、二酸化炭素は植物に捧げられ、植物の吐く息、酸素は私に捧げられる。

呼吸もヤッニャであると見なされます。

呼吸のコントロール[プラーナーヤーマ]をする人は、エクササイズでは無く、プラーナを神[イーシュワラ]として、ヤッニャをします。

ヨーガのポーズ[アーサナ]は、ヤッニャです。

アーサナは、それぞれにデーヴァターを持ちます。

インドの音楽、ラーガというメロディも、それぞれ統括している神々があります。

創造物のあらゆる面が、イーシュワラの側面としてみなされ

その側面が、統括する神[デーヴァター]になります。

あらゆるものの中に全体、もしくは全体の側面を祈ることができます。

目や耳、鼻などの器官のあらゆる機能は、統括する神[デーヴァター]があり、それこそイーシュワラです。