千葉県立 青葉の森公園近くの小さなヨガ教室

ギーターヨーガ

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【ギーター】第6章11番目の詩


शुचौ देशे प्रतिष्ठाप्य स्थिरमासनमात्मनः ।
śucau deśe pratiṣṭhāpya sthiramāsanamātmanaḥ |

नात्युच्छ्रितं नातिनीचं चैलाजिनकुशोत्तरम् ॥६.११॥

nātyucchritaṃ nātinīcaṃ cailājinakuśottaram ||6.11||

きれいな場所で、草の敷物[kuśa]、動物の皮、やわらかい布と重ねて敷き、しっかり安定した、高くもなく低くもない席を整える

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この詩の、アーサナ[āsana]という言葉は、瞑想する人が座るべき場所で、どの様に座るかもアーサナと呼ばれます。

瞑想は、まず清潔な場所[śucau deśe]である必要があります。

さらに、シャンカラの解説によれば、雑念を払うために静か[vivikta]であることも重要です。

山や川沿いなどの自然環境は瞑想状態に導きますし、自然を観察する時間も瞑想的です。

とても理想的ですが、必ずしもそこへ行く必要はありません。

自分の行いによって今いる場所をきれいに整え、静かに座れる環境を作ることです。

◎瞑想するための静かな場所は、いつでも手に入る

家族が寝静まっている早朝は、他人に邪魔されず一人になれるため、瞑想に最適な「静かな状態[vivikta]」を容易に作り出せます。

家が騒がしければ公園へ行くなど、物理的な所有にこだわらず、その時々で瞑想にふさわしい環境を整えることが大切です。

クリシュナは、座る場所の高さや安定性について具体的に示しています。

ぐらつく場所では集中が妨げられますので、席は椅子の場合があっても、しっかりと安定[sthira]している必要があります。

リラックスして眠気が差した際に転落する恐怖心を抱かせないために高すぎないこと[na atyucchrita]です。

標高が高すぎる場所では、酸素不足で思考が停止し、瞑想が深まっていると誤解しがちですが、それは単に脳が機能していないだけです。

そして、地面に直接座ると、虫や湿気などの不快な要因に邪魔されるために、低すぎないこと[na atinīca]です。

地下や洞窟も酸素供給が制限され、思考が明瞭に保てません。

◎伝統的なアーサナに必要な材料の重要性

クリシュナは、三種類の素材を特定の順番で重ねることを推奨しています。

当時の住居は泥の床で、椅子やベンチも土で作られていました。

地べたに座り、瞑想するなら、考えは正しい方向に向かうにしても、3ヵ月もすると、膝は湿気のため関節炎で、足が曲がらなくなるかもしれません。

シャンカラの解説によれば、下から順に以下の通りです。

1.草[kuśa] 湿気を遮断するための草のマット。当時の泥の床からくる湿気や冷え(関節炎の原因)を防ぎます。

2.皮[ajina] 鹿や虎などの皮。断熱効果があり、座を温かく保ちます。

3.布[caila] 柔らかい布。皮のざらざらした刺激を抑え、座り心地を良くします。

特に「鹿の皮[ajina]」が選ばれたのには、実用性と精神性の両面から理由がありました。

鹿は他者が触れたもの(食べ残しなど)を避ける習性があり、非常に清浄な動物と考えられていました。

瞑想に使う皮は、決して殺生によって得られたものではなく、自然死した個体から取られたものでなければならないという厳格なルールがありました。

ハンターが、殺した鹿の毛皮をサードゥに与ることもあったので、サードゥは、その死んだ鹿を探し、自然死かどうか確認しなければなりませんでした。

鹿の習性に関連して、インド文化において、誰かが口をつけた物を分け合うことはありません。

神に捧げられた食べ物は、神は実際それに触れるわけでは無いので食べられます。

同様に、先祖供養[śrāddha]の儀式を執り行うブラーンマナによって、先祖に捧げられた食べ物も食べることができます。

ブラーンマナに先祖が祈願され、先祖の代わりにブラーンマナが食べ物を食べます。

最後に、妻は夫が食べた後、同じ皿のものを食べ、シッシャはグルが食べた後、同じ様に食べることがありますが、これらは例外です。