千葉県立 青葉の森公園近くの小さなヨガ教室

ギーターヨーガ

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【ギーター】第6章43番目の詩

तत्र तं बुद्धिसंयोगं लभते पौर्वदेहिकम् ।

यतते च ततो भूयः संसिद्धौ कुरुनन्दन ॥६.४३॥

tatra taṃ buddhisaṃyogaṃ labhate paurvadehikam |

yatate ca tato bhūyaḥ saṃsiddhau kurunandana ||6.43||

そこで、その人は、知性を通して、前世の体に備わっていたものとの関連を得て
(以前に得ていた以上に)更に(ヨーガの)成功を求めて努力します。クル一族の喜びよ!
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そこで[tatra]は、41-42番目の詩のダールミカで裕福な家庭か、ヨーギーの家庭、2つの家のどちらかを意味し、その人は、サンニャーシーであった、その人の前世に備わっていたものの糸口をつかみます。

前世で、ヨーガの人生、知識の追求を始めましたが、亡くなるまでに得ることはできなかったその人の今世のbuddhiは、過去世のbuddhiと繋がっています。

[taṃ buddhisaṃyogaṃ labhate paurvadehikam]

この繋がりは、 前世でやり残した所から糸口を掴み、更に大成功を得るため進み続けるということです。

前世のsaṃskāraのお陰で、再び前世以上の[tataḥ bhūyaḥ]努力[yati]をします。

37番目の詩で「ヨーガで成功を収めなかった人は、どの様な結末に辿り着くでしょう?」とアルジュナが尋ねたので、クリシュナは、ヨーガの成功[saṃsiddi]という言葉を使い、自分自身の知識について語ります。

その人は、前世のsaṃskāraとの繋がり[buddhi-saṃyoga]があるので、saṃsiddhiを得るために、更に努力できるのです。

◎知性という道具による過去との繋がり

ですから、知性を通して、前世の刷り込まれた印象[pūrva-saṃskāra]と繋がりがあるヨーギーの子供は、若い頃からシャーストラに興味を示し、普通の子供達が興味があることには関心を示しません。

アルジュナは、クルの一族の喜び[kurunandana]と、ここで呼びかけられました。

アルジュナが生まれた家系の名前がkuruです。

この名前を使用するのは、 アルジュナにこの出生の利点を思い出させるためでしょう。