2018-02-16

【ギーター】第2章17番目の詩

2018/02/10

अविनाशि तु तद्विद्धि येन सर्वमिदं ततम् ।

avināśi tu tadviddhi yena sarvamidaṃ tatam |

विनाशमव्ययस्यास्य न कश्चित्कर्तुमर्हति॥२.१७॥

vināśamavyayasyāsya na kaścitkartumarhati||2.17||

それ(サット)により、全世界が満たされる

破壊の対象でもない

変化しないものの破壊を

誰も引き起こせない

それを知りなさい[2-17]

この世界は破壊の対象なので

サットではなくアサットです。

この詩でサットとミッテャー(サット)が

とても明らかにされます。

サットはアサット以外のもの。

アサットはサット以外のものではありません。

土はポット以外のもの。

ポットは土以外のものではありません。

存在というもの[サット・ヴァストゥ]は

ヴィシュヌと呼ばれます。

空間を含む全世界

全てにいきわたるものがヴィシュヌ

それがサットです。

サットなしにアサットはないので

アサットの存在[バーヴァ]は

サットの存在[バーヴァ]に他なりません。

土で出来たポットの存在は

もともと土の存在にあります。

その存在[バーヴァ]は

ポットではなく土に属しています。

「ポットが在る」と言う時

この「在る」がサットです。

サットがなければ、アサットは存在しません。

土がA、ポットがB

BはAであるけれど

AはBではないということです。

Q1.サットがそれ自身を滅ぼすことは可能か?

A.いいえ、それは変化[アッヴャヤ]の対象ではないのですから

Q2.ア・サットがサットを滅ぼすことは可能か?

A.いいえ、サットは全てのものに行き渡っているので

他のものというのがありません。

存在というもの[サット・ヴァストゥ]は

2つとない1つ[エーカム アドヴィッティーヤム]です

どんなア・サットも、サット・ヴァストゥに頼っています。

独立した存在は全く在りません

”ポットが、土を破壊出来たりしません”

わたし[アートマー]はいつも分かれていません

数や状況、あらゆる行為がアートマーに

変化をもたらしません。

実際、関わり[サンバンダ]がありません

土とポットの間に関わりがない様に

そこに在るのは、土だけなのですから

ポットが土である時、それらの間には関わりがありません

これがアートマーの本質です

例えイーシュヴァラですら

このアートマーを滅ぼすことはできません

※シャンカラバーシャ

अतः 0 अव्ययस्य 6/1 अस्य 6/1 ब्रह्मणः 6/1 विनाशम् 2/1 न 0 कश्चित् 0 कर्तुम् 0 अर्हति III/1,

न 0 कश्चित् 0 अत्मानम् 2/1 विनाशयितुम् 0 शक्नोति III/1 ईश्वरः 1/1 अपि 0। आत्मा 1/1 हि 0 ब्रह्म 1/1, स्वात्मनि 7/1 च 0 क्रिया-विरोधात् 5/1 ॥

神を見下げようとしているのではなく

イーシュヴァラがアートマーなので、

そのイーシュヴァラが、サッチダーナンダ・アートマーを

滅ぼすことが出来ないのです

行い手とその対象の関係[カルトゥル・カルマ・サンバンダ]は

イーシュワラとアートマーの間には不可能です。

しかし、帰依者とイーシュワラの間にはあります。

Q3.帰依者とイーシュワラの間に関係がありませんか?

A.あります

個人であれば関係があります

イーシュワラは、個人である帰依者を

助けたり、喜ばせたり、罪を与えることが出来ます。

しかし、イーシュワラはサット・アートマーを

滅ぼす事は出来ません

2つは同じものなのですから

行い手と、その対象の関係がありません

個人は、自分自身を

ナイフで傷つける事が出来ます

アートマーが部分を持つなら

そのような破壊は起こり得ますが

アートマーは部分を持っていません。

アートマーは全体。

それは、変化しないもの[アッヴャヤ]

破壊できないものです。

関連記事