千葉県立 青葉の森公園近くの小さなヨガ教室

ギーターヨーガ

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【ギーター】第2章32番目の詩

यदृच्छया चोपपन्नं स्वर्गद्वारमपावृतम् ।

yadṛcchayā copapannaṃ svargadvāramapāvṛtam |

सुखिनः क्षत्रियाः पार्थ लभन्ते युद्धमीदृशम् ॥२.३२॥

sukhinaḥ kṣatriyāḥ pārtha labhante yuddhamīdṛśam ||2.32||

プルターの息子よ、開いている天国の門が思いがけなくやって来た

幸運なクシャットリヤ達だけが、この種の戦争を得ます

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天国の門がアルジュナに開かれているとクリシュナは言いました。

「自分の義務を行い死ぬ人は、天国[svarga]へ行く」と、聖典で約束されるカルマ・パラです。

祈らずとも、天国の門が開かれた、この種の戦争は普通の人によっては得られない[yuddham-īdṛśam]、幸運な人だけが得られる[sukhinaḥ kṣatriyāḥ labhante]と、クリシュナは言いました。

ドゥルヨーダナ軍隊のクシャットリヤ達は、強奪者をサポートし混乱していましたから、アルジュナの様に清らかな心で戦う事が出来ませんでした。

ドゥルヨーダナ軍隊の兵士は、戦うことが義務で、それが真実だったのかもしれませんが、内側の混乱は避けられないものでした。

スヴァダルマをしていたのですが、リーダーが強奪者だったので、完全なダルミャではありませんでした。

ビーシュマ、ドローナ、ドゥルヨーダナの全軍隊は、ドゥルヨーダナに恩を着せられ、完全にダルマと調和せず、そこにいたのでした。

一方、アルジュナはダルマと調和していました。

◎ダルマを守るアルジュナの好機

ダルマを守るクシャットリヤにとって、それ以上の好機[yadṛcchayā ]なく、これは明らかにダルマの戦いです。

ダルマの観点からも、悲しむ理由などないのです。

クリシュナの教えの最初の言葉が「アショーチャーン アンヴァショーチャーハ トヴァム」、その悲しみに本当の基盤など無いと言い、絶対的な観点から扱いました。

そして、自分自身の義務[スヴァダルマ]に基づく相対的な観点からも扱いました。

アルジュナにとって、戦いはスヴァダルマと一致していました。

すべき事は戦うことで、幸運な人達だけが、その様な機会を得ます。

誰もが、こんな風にはいきません。