2020-12-05

【ギーター】第2章68番目の詩

2020/12/04

तस्माद्यस्य महाबाहो निगृहीतानि सर्वशः ।

tasmāt5/1 yasya6/1 mahābāho8/1 nigṛhītāni1/3 sarvaśaḥ0 |

इन्द्रियाणीन्द्रियार्थेभ्यस्तस्य प्रज्ञा प्रतिष्ठिता ॥२.६८॥

indriyāṇi1/3 indriyārthebhyaḥ5/3 tasya6/1 prajñā1/1 pratiṣṭhitā1/1 ||2.68||

ですから、力強く武装されたアルジュナよ!

感覚器官が完全にそのすべての対象から

引き下げられた人の知識はしっかりとどまります[2-68]

力強く武装されたアルジュナ[マハーバーホー]と

クリシュナはアルジュナを呼びました。

武勇や技術は、偉大ですが

ここでは、自分自身の知識が力強く武装される為の

考えにおける力強さのことが表現されています。

内側の敵を制御できる能力が、持てるかです。

それぞれの対象物から感覚器官を引き下げる事は

亀が手や足を、甲羅の中に引き下げる様に

意のままに、感覚器官を引き下げることが出来るということ。

感覚器官を自由にしたいなら、自由にできるし

引き下げたいなら引き下げれる

意のままに、感覚器官を引き下げる能力を持つ時

知識がしっかりと安定します。

ラーガ・ドヴェーシャが、効力を失くされ

知識の恩恵を楽しめます。

欲望が満たされようが、そうでなかろうが

どちらでもOKという時、知識は完璧です。

その時、自己の知識の妨げはありません。

人の知識が鮮明になるに従い

ラーガ・ドヴェーシャを統制し

考えを自由に扱える事が起こります。

カルマ・ヨーガの心構えでラーガ・ドヴェーシャは

ある程度まで自由に扱えるようになり

知識はより明確になってきます。

この2つには相互に密接な関係があります。

ギーターの心理学は、ラーガ・ドヴェーシャの心理学

心理学として、ギーターそのものが完璧です。

現代の自己啓発本などは要りません。

それは、行いの結果を与えるイーシュワラを尊ぶ

ダルマとアダルマの秩序を示します。

これら全てが、ラーガ・ドヴェーシャの効力を失くさせます。

ラーガ・ドヴェーシャを処理するなら

穏やかで、朗らかな考えが増し

穏やかさや、朗らかさが増すので

知識はよりハッキリします。

逆に、知識がよりハッキリとし、朗らかさが増す

ラーガ・ドヴェーシャの抑圧が少なくなるのです。

鳥が離陸する為には両方の翼が必要です。

この知識の中にスムーズに飛び立つ為

探求と、適切な心構え、両方の翼を必要とします。

2つの翼が同じくらい重要なのです。

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