2018-10-07

ヤマ、ニヤマについて

ナマステー。

聖者パタンジャリによって編纂されたヨーガスートラの、サマーディに至るまでを8つのステップで教えているアシュターンガ・ヨーガ(8支則)のヤマ、ニヤマについて今日はご紹介します。

  ヤマ(避ける事5つ)

・アヒムサー(傷付けない、非暴力)

考え、言葉、体を使った行いで人や自然を傷つけない練習です。
でも実はアヒムサーの意味は、誰に教えてもらわなくても、人間なら誰も知っています。
人間として生まれた者が、必ず先天的に持って生まれる知識で、自分がされたら嫌なこと全部です。
アヒムサーを行動基準として、それをいつも実践している人のことを、「聖者」といいます。
ヴェーダの国で最も尊ばれている言葉の中に「アヒムサー・パラモー・ダルマハ」があります。「アヒムサー(非暴力)が一番のダルマだ」という意味です。

・サッテャ(嘘をつかない)

心と、言葉と、行動に一貫性を持つ練習です。

・アステーヤ(盗まない)

他の人に所属するものを欲しがったり、奪ったりしない練習です。

・ブランマチャーリヤ(快楽にふけない)

イーシュヴァラと、先生と、聖典の3つに没頭する生活で、その為に快楽にふけることを制御する練習です。

・アパリッグラハ(貪欲さがない)

どんなに所有しても、「私は足りない」とい自分の主観的な結論から人は貪欲になりがちです。
その自分の根底にある結論を、注意深く見ながら貪欲に陥らない練習です。

  ニヤマ(追及する事5つ)

・シャウチャ(清浄)

心と、体と、環境の清浄を保つ練習です。

・サントーシャ(足りている事を知る)

自分に与えられた状況、体、能力、役割など今あることを抵抗なく受け止め、最低必要なものを持つシンプルな生活を楽しめる練習です。

・タパス(鍛練)

断食や、一定期間沈黙を続けるマウナムなどの鍛練、でも一番のタパスはニャーナタパス、ギーターをはじめとする聖典を学ぶことです。

・スヴァーデャーヤ(聖典の勉強)

継続的な聖典の勉強です。

・イーシュヴァラ・プラニダーナ(神を認識すること)

自分の行為をイーシュヴァラに捧げ、還ってくる結果をイーシュヴァラからのプラサーダム(お下がり)として受け取る練習です。
この理解と熟考により、個人の考えは聖典の宇宙観に解決します。

これらの教えは単に道徳的に良い人になる為ではなく、イーシュヴァラを認識する事が目的です。
最後までありがとうございました。

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