2020/11/30
श्रीभगवान् उवाच ।
śrībhagavān 1/1 uvāca III/1 |
लोकेऽस्मिन् द्विविधा निष्ठा पुरा प्रोक्ता मयाऽनघ ।
loke7/1asmin 7/1 dvividhā1/1 niṣṭhā1/1 purā0 proktā1/1 mayā3/1anagha8/1|
ज्ञानयोगेन साङ्ख्यानां कर्मयोगेन योगिनाम् ॥३.३॥
jñānayogena3/1sāṅkhyānāṃ6/3karmayogena3/1yoginām6/3 ||3.3||
シュリー バガヴァーンが言いました。
罪のない者よ。この世の2つ専心するライフスタイルは、最初に私によって語られましたが
サンニャーシーの為のニャーナヨーガと、ヨーギーの為のカルマ・ヨーガです[3-3]
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神[イーシュワラ]としてクリシュナが、初めに世界の人々に明らかにした、2つの側面を持つ専心するライフスタイル[ニシュター]があります。
1.ニャーナ・ヨーガ
サーンキャー(サンニャーシー)達の為の生き方
2.カルマ・ヨーガ
他の全ての人々、つまりカルマ・ヨーギーの為の生き方
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サーンキャという言葉は、知識という意味で、知識のみを追求する隠退生活[サンニャーサ]を意味するものとしても使われます。
知識の追求に専心している人はサーンキャと呼ばれ、全ウパニシャドで明確に繰り広げられた知識もサーンキャと呼ばれます。
それがヴェーダーンタで述べられる主題です。
ヴェーダーンタで扱う唯一の項目が、”アートマーがブラフマンである”ということです。
アルジュナは、Best[シュレーヤス]=モークシャを求め、クリシュナは2つの側面を持つニシュターを述べました。
モークシャが明らかな最終ゴールで、ニシュターがこのゴールの手段です。
カルマ・ヨーギーと呼ばれる人は、隠退生活を送っていない全ての人を含み、単にヨーギーとも言われます。
彼らにはカルマ・ヨーガがあります。
一方サンニャーシーにはニャーナ・ヨーガがあり、これら2つのスタイルは、ヴェーダの文化の中にある4つのステージと対応しています。
1.ブランマチャルヤ・アーシュラマ[ब्रह्मचर्य-आश्रम]
人生最初の24年間、学業に励む生活
2.グラハスタ・アーシュラマ[ग्रहस्थ-आश्रम]
家庭を持ち、家庭を養う事が第一優先
3.ヴァナプラスタ・アーシュラマ[वानप्रस्थ-आश्रम]
家族や社会そして配偶者からも精神的な自立心を養い、儀式を執り行いながら世俗的な活動から身を引いてサンニャーサの準備をする
社会、家庭の義務と権利を全て放棄し知識のみを追求をする
①ヴィッドヴァット・サンニャーサ
3つのアーシュラマどの段階でも、知識を得たなら、ヴィドヴァット・サンニャーサを取得できる
②ヴィヴィディシャー・サンニャーサ
資質を備え、自分自身を知りたいと願う人が取得する
③アーパト・サンニャーサ
グラハスタやヴァーナプラスタではなく、サンニャーシーとして死にたいと思い、アーパト・サンニャーサを取得する