千葉県立 青葉の森公園近くの小さなヨガ教室

ギーターヨーガ

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【ギーター】第3章16番目の詩②

एवं प्रवर्तितं चक्रं नानुवर्तयतीह यः ।

अघायुरिन्द्रियारामो मोघं पार्थ स जीवति ॥३.१६॥

evaṃ pravartitaṃ cakraṃ nānuvartayatīha yaḥ |

aghāyurindriyārāmo moghaṃ pārtha sa jīvati ||3.16||

この様に、この人生の中で、既に動かされている宇宙の循環に従って生きず

感覚器官の喜びだけに没頭し、パーパを生きる人は、無駄に生きます

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ある王様のお話です。

王様は、全国民が善人と思っていましたが、賢い大臣は、王国の中には泥棒がいるという見解でした。

王様と大臣、どちらが正しい見解かを証明するため、大臣は大きなタンクを作り、このタンクの中に1オンスのミルクを収める法令を全国民に出しました。

全国民が、タンクにミルクを納めるという義務を終えると、大臣は王様に言いました。

「タンクの中身が、純粋なミルクか、水で薄められてはいないかを確認しましょう。」

彼らが見たのは、ミルクでも、薄いミルクでもなく、白さの痕跡も無いただの水でした!

「タンクの中にミルクを入れるよう国民に言ったのか?それとも水を入れるように言ったのか?」

王様が大臣に尋ねましたが、大臣は、確実にミルクと言ったと伝えました。

「では、どうしてこのような事になり得るのか?」と王様は尋ねると、「多くのミルクの中に少しくらい水を入れても変わらない、と皆が考え、ミルクを収めなかったのです。」と大臣は説明しました。

この話は、自分がすべきことをしなくても、誰かがしてくれるだろうと、全ての人が考えるなら、全てが止まってしまうという事を教えています。

これは、小さなコミュニティ、工場、社会、世界、または宇宙全体を問わず、あらゆるシステムでの問題です。

同じ心理学、法則が適用されるので、「貢献とは何か」を認識し生きることが生態学の全てで、それが人の感受性を豊かします。

ここに配慮する必要があるのです。

生態学[エコロジー]は、1人の人から始まり、それは自分自身からです。

数える時はいつも、自分自身を最初に数える、それは利己的ではないのです。