ナマステー。
ギーターヨーガ主宰ヤムナーです。
今日はシヴァナンダヨガのコンセプトについて。
まずは前回お伝えした「ヨーガの5つの原則」をもう1度ご紹介させて下さい。
1.適切な運動➔アーサナ
ヨーガにおいて肉体は寺院で、完全へと向かう旅路の為の乗り物として捉えます。
その寺院を美しく保ち、更に最終的には美しい状態で土に還していく為に、
旅路の為の乗り物のメンテナンスとして、
関節、筋肉、靭帯、腱や循環、柔軟性の向上させ身体の働きを潤滑にします。
体内の器官の全てがマインドの統制の元に機能している状態を健康と言います。
ヨーガの身体的運動はアーサナと呼ばれ、安定した姿勢を意味する言葉です。
ヨーガアーサナはまた、一定期間ポーズを保持することを意味します。
これは熟練のいる実践なので、初めのうちは、背骨の強さと柔軟性、健康の為にヨーガアーサナを行います。
脊柱は重要な神経系とあらゆる体内の伝達の中枢です。
運動を通して、背骨の柔軟性や強さを維持することで循環が良くなり、
神経に栄養や酸素を確実に提供する事ができます。
筋肉だけではなく、内分泌や内臓などの器官に効果を与えます。
更には肉体のレベルよりもより、微かな領域に変化をもたらします。
アーサナの多様な動きを通し、内臓がマッサージ、刺激され、
更なる効果としては内分泌系(分泌腺やホルモン)が若返ることで、
感情のバランスが整い、人生における精神性を改善する助けとなります。
自身のマインドを統制することに、より多くの注意を払うようにします。
マインドは五感(聴、触、視、味、嗅覚)から得た情報により刺激を受けることで、そもそもが不安定なものなのです。
そのマインドを感覚の対象に向けている日常生活から、今世で与えられた神が宿る寺院、旅路の乗り物に向けることで、
マインドの乱れを鎮め、制御するよう練習していきます。
アーサナをゆっくり、意識的に行うことは、単なる美容体操ではなく、
身体的効果を超え集中と瞑想の為の精神修行にもなります。
ぜひ、クラスにご参加下さいませ!
次回は、「2.適切な呼吸」についてお伝えしていきます。
最後までありがとうございました。